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クレジット/デビットノート

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請求書は、いったん発行したらその場で変更しません。金額が多すぎたとわかった場合は クレジットノート(credit note)で減額し、少なすぎた場合は追加の請求をします。このページでは、それぞれの場合に合う書類と、税法がその書類に記載を求める事項を説明します。一般的な情報であり、税務上・法律上の助言ではありません。内容に依拠する前に、末尾の出典をご確認いただくか、会計士にご相談ください。

  • クレジットノート:返品、サービスの不受理、過大請求、事後の値引き、販売の取消しなど、お客様の支払額が請求書の金額より少なくなる場合です。
  • デビットノート(debit note):同じ販売について、お客様の支払額が多くなる場合です。マレーシアでは、そのための書類として名前が定められています。シンガポールでは、IRAS は、物品サービス税(GST)に登録しているお客様への標準税率の請求には、デビットノートではなくタックスインボイス(tax invoice)が必要だとしています。
  • クレジットノートには、訂正する請求書と理由を記載し、税額の変更を示します。
  • シンガポール、マレーシア、ニュージーランドでは、税の調整はノートを発行した期間の申告で行います。オーストラリアでは、調整を知った期間の申告で行います。

国・地域別の規則

見出し:国・地域別の規則

IRAS は、クレジットノートを発行する場面として、誤りの訂正、商品やサービスが提供されなかった場合、請求の免除、契約条件が完全には満たされなかった場合、返品やサービスの不受理、過去の販売に対する値引きを挙げています。ノートには、ノート自体の番号と日付、自社の名称、住所、GST 登録番号、お客様の名称と住所、理由、品目ごとの数量と金額、合計と GST、元のタックスインボイスの番号と日付を記載します。GST の調整は、クレジットノートを発行した期間の申告で行います。ただし、誤った GST の取扱いを訂正するクレジットノートで、次回の申告で訂正するための条件を満たさないものは例外で、GST F7 で処理します。IRAS によれば、デビットノートは、社内請求のように GST を課さない請求や、自社がクレジットを受けるべき仕入先に対して使うものです。

売上税がないため、定められた様式はありません。税務局(Inland Revenue Department)は、売上の記録を調整する根拠として、返品された売上についてお客様にクレジットノートを交付することを推奨しています。

GST 法では、この書類を 調整票(adjustment note)と呼びます。販売を取り消す、価格を変更する、課税対象かどうかを変えるといった調整事由(adjustment event)があった後に必要になります。お客様から求められてから 28 日以内、またはタックスインボイスを発行していた場合は調整を知ってから 28 日以内に交付します。この義務は、減額調整、つまり GST の減少額が A$75 以下の場合には適用されません。調整票には、調整票であること、自社の名称と ABN、発行日、簡単な理由、GST の調整額と価格の差額、元の価格が A$1,000 以上の場合はお客様の名称または ABN を記載します。

ニュージーランド

見出し:ニュージーランド

2023 年 4 月 1 日から、クレジットノートとデビットノートは 供給訂正情報(supply correction information)になりました。売り手は、買い手が支払ったかどうかにかかわらず、元の課税供給情報(taxable supply information)の誤りを訂正するためにこれを提供します。自社の名称と GST 番号、訂正の日付、請求書番号など元の書類を特定する情報、税額の変更を含む訂正内容を記載します。提供した期間の GST 申告に含めます。値引きやリベートの条件が書面で合意されていたか、元の書類に記載されていた場合は不要です。

適格請求書発行事業者が、課税事業者であるお客様に対して返品、値引き、割戻しを行った場合は、適格返還請求書 を交付します。返還する金額が税込 ¥10,000 未満の場合は、交付義務が免除されます。適格返還請求書には、自社の氏名または名称と登録番号、返還の日付と元の取引の年月日、取引内容、税率ごとに区分した返還の金額と、その消費税額等または適用税率を記載します。交付した適格請求書に誤りがあった場合は、お客様に修正した適格請求書を交付します。

マレーシアとブルネイ

見出し:マレーシアとブルネイ

マレーシアのサービス税では、請求書の金額が減額されるか販売が取り消された場合にクレジットノートを、金額が増額された場合にデビットノートを発行します。いずれにも「credit note」または「debit note」の文字、通し番号、日付、自社の情報、買い手の情報、理由、金額と税額、元の請求書の番号と日付を記載します。発行済みの請求書を変更してはなりません。誤って発行した請求書には「CANCELLED」と表示します。ブルネイには GST も VAT もありません。

  • クレジットノートは、訂正する請求書の クレジットノート タブから作成し、理由 を選択します:Reversal(取消)、Goods returned(返品)、Allowance(値引)、Over-invoiced(過大請求)、Other(その他)。クレジットノートの作成を参照してください。
  • 請求書全体を取り下げるには、請求書を取り消します。easySales が全額の Reversal のクレジットノートを発行します。請求書の取消を参照してください。
  • easySales にはデビットノートはありません。請求し忘れた金額は、新しい請求書を発行して請求します。
  • 外貨建てのクレジットノートは、クレジットする請求書のレートで換算します。通貨と為替レートを参照してください。

Harbour Café は、Lim & Co の請求書 INV-10000412 で購入した 1 脚 SGD 350.00 の椅子を 2 脚返品します。Mei Tan は、SGD 700.00 と GST SGD 63.00、合計 SGD 763.00 の Goods returned のクレジットノートを作成します。ノートには INV-10000412 が記載され、Lim & Co はクレジットノートを発行した期間の申告で、売上税額を SGD 63.00 減らします。

1 週間後、Daniel Lim は、同じ工事の設置費 SGD 200.00 が請求漏れになっていたことに気づきます。元の請求書を変更するのではなく、SGD 200.00 と GST SGD 18.00 の新しい請求書を発行します。

  • 新しい請求書ではなくクレジットノートを発行するのはどのような場合ですか? お客様の支払額が請求書の金額より少なくなる場合は、クレジットノートを発行します。多くなる場合は、差額を新しい書類で請求します。
  • クレジットノートとデビットノートの違いは何ですか? クレジットノートは以前の請求書に対するお客様の支払額を減らし、デビットノートは増やします。シンガポールでは、IRAS はデビットノートの用途を、GST を課さない請求と、自社にクレジットを負う仕入先に限っています。
  • クレジットノートの発行に期限はありますか? オーストラリアでは、タックスインボイスを発行していた場合、お客様からの求めまたは調整を知った時から 28 日です。シンガポールが 14 日と定めているのは、GST 税率の変更後に発行する特別なクレジットノートだけです。
  • クレジットノートには元の請求書番号が必要ですか? シンガポールとマレーシアでは元の請求書の番号と日付が、ニュージーランドでは番号など元の請求書を特定する情報が求められます。日本では、適格返還請求書に元の取引の年月日を記載します。
  • クレジットノートはどの GST 申告に含めますか? シンガポール、マレーシア、ニュージーランドでは、元の請求書の期間ではなく、ノートを発行した期間の申告です。オーストラリアでは、調整を知った期間の申告です。
  • 発行済みの請求書をそのまま編集してもよいですか? いいえ。マレーシアでは発行済みの請求書の変更は禁止されています。easySales では、発行済みの請求書はすべてロックされます。誤りの訂正を参照してください。

最終確認日:2026 年 10 月 21 日。